「日常的家事」は「趣味の家事」と違って、はっきりいってショボい。でも、毎日毎日「趣味の家事」では、身体と財布がもたなくなる。効率的な家事を心掛
け、手抜きできるところはおおいに手抜きをする、そして地道に「毎日(気持ちだけでも)続けること」。これが日常的家事のポイントだ。
一番陥りやすい家事への誤解は、家事自体が目的化されてしまうことだ。人は家事をするためだけに生まれてきているのではないのだ。
家事は、楽しい生活のための「手段」としてするものであって、いくらガンバって家事をしても、生活自体が楽しくなければ、意味がない。
どんなに上手に料理をしても、どんなにキレイに掃除をしても、そこに楽しい生活がなければ虚しいだけだ。逆に、ちょっとくらい料理が下手でも、ちょっとくらい部屋が汚れていても、そこに楽しい生活があるなら、そっちの方がずっと意味があると思う。
以前、小林カツ代さんがこんなことを言っていた。「料理が上手だけど陰気なお母さんと、料理は下手だけど陽気なお母さんがいたとして、どっちの料理が『おふくろの味』の意味があると思う?」
格好ばかりの家事に追われるよりも、楽しい生活という「実」をとった方が人生は楽しいと思う。マッチョな家事はいらない! |