The Lucy Show

ルーシー・ショー 1962−1968

 エピソード解説

ルシル・ボールが50年代のアイラブルーシーに継ぐ番組として60年代にスタートさせたシットコムTV番組。50年代末にデジ・アーネスとの離婚した彼女は、番組内でも現実と同じ未亡人という役どころを演じています。

アイ・ラブ・ルーシー
の4人が2人(ルーシー&ヴィヴィアン)になり、最後は1人(ヴィヴィアンからメリージェーンへ相棒が変わった)になってしまいましたが、これもとても面白いですね。日本ではこの番組は再放送で何度も観れる機会が多いので、ルーシーと言えば、ルーシーショー、と連想する日本人が多いです。

銀行家ムーニーさんが最高ですね。ちなみに
ルーシー・ショーアイ・ラブ・ルーシーを同じ番組と思っている人が多いですが(理由はアイラブ・ルーシーのコーナーを参照ください)、違う番組です。

ところでこの番組、途中で設定が変わります。最初はルーシー・カーマイケルはセオドア・ムーニーが務める銀行のお客さんだったのに、後半はルーシーはムーニーさんの秘書になりました。住居もロサンジェルスからカリフォルニアに引越ししています。

ムーニーさんはアイ・ラブ・ルーシーの前にやっていたラジオ番組、”私の好きなハズバンド”で共演していて、最初アイ・ラブ・ルーシーで共演するはずだったのができなくなり、その約束を10年後に果たしたという、深い友情を感じさせるエピソードもあります。

ところでこの番組製作時、ルーシーはすでに51才から57才・・・うーん、そのバイタリティというか、芸人魂には言葉もありません。

ルーシーの吹き替えは、高橋和枝さん、でした。日本ではこの関係は切っても切れません。


こちらも
アイ・ラブ・ルーシーと同じく輸入DVDを購入することは可能ですが、日本語字幕が無く、リージョンコードが1という同じ問題があります。





The Lucy Show -- Characters
出演者紹介

ルーシー・カーマイケル(ルシル・ボール)
・・・主役の未亡人、ルーシー・カーマイケルです。

彼女は、2人の子供(クリスとジェリー)と暮らす未亡人です。いつも、銀行から自分のお金を下ろしたがっていますが、銀行で働くムーニーさんに断られてます。

ヴィヴィアンとコネチカット、ダンフィールドの家で同居していますが、いつもヴィヴィアンととんでもない事件を起こしてしまいます、でもそれはたいがい純真な気持ちから起きたものばかりで、憎めません。

さて、番組途中でルーシーはカリフォルニアに引越しし、偶然引越し先の近くの銀行に転任していたムーニーさんの下で秘書として働くことになります。

それにしても毎回よくこんなとんでもないことがおこせるなぁと思うほどメチャクチャな事件ばかりで、それがこの番組のチャーミング・ポイントです。

ルーシーは、アイ・ラブ・ルーシーの時と髪型が違って、60年代ぽい感じで少しサイケデリックな可愛いさがありますね。50代なのに、とてもそうは見えません、凄くプリティで愛嬌があって素敵です。





セオドア・J・ムーニー(ゲール・ゴードン)
・・・ルーシーの口座のある銀行で働く、ルーシーの担当の銀行マン(のちにルーシーはムーニーさんの秘書として働くことになる。そして、その設定に変わってからは舞台がカリフォルニアに移動している)。

いつもルーシーのせいでどんでもない目に会うので、ルーシーをひどく嫌っていますが、でも結局仲が良いですね、この二人。

とにかくお金が人生で一番大事だと思っている、がちがちの銀行員です。だからルーシーが散財しないように、いつも見張っているのです、でも、そのせいでルーシーの巻き起こす事件に巻き込まれるのですが・・・。

そして非常に恐妻家です、でも、奥さんが画面に出てきたことあったかなあ?覚えがありません。

上司のハリソン・チーバーさん(ロイ・ロバーツ、有名な役者さんです)のご機嫌ばかりとっていて、という、もうすがすがしい程のせこい性格・・・。

とにかくムーニーさん最高ですね、ルーシー・ショーの影の主役と言ってもいいほどです。

ムーニーさんを演じていたゲール・ゴードンは1995年6月30日に他界されています。




ヴィヴィアン・バーグレイ(ヴィヴィアン・バンス)
・・・ルーシーと同じ家に一緒に住んでいる同居人、離婚歴あり、息子シャーマンがいる。ルーシーに負けず劣らずのトラブルメイカーではあるが、たまに凄く冷静なときもある不思議な人。

それにしてもルシル・ボールと並び、アメリカでは希有の名コメディエンヌではないでしょうか?この人の表情の可笑しさはルーシー以上の時もあるくらいです。

何故番組の途中で降板したのか、というと、実生活で再婚してその新居がコネチカットであったためハリウッドでの撮影が困難になった、というのが理由のようです(番組的ストーリーでも再婚して引っ越ししてしまうので現実とダブらせてあった?)。

ちなみに、番組の終わり頃、再びゲストとして出演しています。




メリージェーン(メリージェーン・クロフト)
・・・ルーシーの友達。かなりさっぱりした、自己中心的な性格で、ヴィヴィアンほどルーシーとのからみはないけど、ヴィヴィアン引越し後は重要な相棒となります。妙にすっとぼけた人で可笑しいです。

この人がどういう俳優かよくわからないのですがアイ・ラブ・ルーシーにもたまに出演していますからルシルとは長い付き合いだった訳です。

追記:彼女は2000年8月24日に他界されました。ルーシー共演者はこれでほとんど他界されました。謹んでご冥福を申し上げます。以上Little lucyさんからの情報でした。どうもありがとう。(2000年10月)




番組後期のほうではレギュラー的に、往年のハリウッド女優アン・サザーン(Ann Sothern)も出演していました。伯爵夫人だったかな?昔はお金持ちで、今は貧乏、みたいな役でした。