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受賞作:『二体』(私家版) 著者:小峰慎也 ![]() 授賞理由: 現在、刊行されている詩集のほとんどは、少なからず詩語に依拠しているといってよい。詩語とは、これまでの詩において多く使われてきた、語彙、言葉の連なり、言い回し、といったものである。その意味で、詩語を使うことは、慣例にのっとって詩を作っていることになる。 しかし、一方で、日々の出来事が、いかに奇跡的な美しさに彩られているかということに気づけば、詩語ではなく普段私達が使っている日常の言葉で、十分に美に満ち溢れた日常世界を創りだすことができる。 我々言語実験工房は、詩語を完全に廃棄した最初の詩集として、小峰慎也氏の『二体』をここに取り上げたいと思う。 詩とは、ものの見方の一つであり、世界の見方の一つである。世界と、その在り方を知る一つの方法である。詩語を廃棄し、それを実現した点こそ、本詩集を最も評価する理由である。 賞品: ○表彰状 ○「祇園 原了郭」の黒七味「八角筒」 2011/10/10:田中宏輔詩集『The Wasteless Land. Y』(書肆山田・発行2011年10月10日)が上梓されました。 ![]() 2010/12/20:「第四回・言語実験工房賞(2010年度)が『二体』(小峰慎也氏)に決定いたしました。 2010/12/12:荒木時彦詩集『sketches』(書肆山田・発行2010年12月20日)が上梓されました。 ![]() |
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詩における新しさとは何でしょうか。詩集、あるいは、詩作品をのみ対象として、内容と形式の両面から、それを追求し、保存し、公開することを目的として、ここに、私達は、言語実験工房なるものを発足させました。 具体的な活動としましては、私達が収集しました詩集、あるいは、詩作品のなかから、新しさをもつものをウェブ上に保存し、公開することにいたしました。その新しさの基準とは、私達の知識と感性に大いに揺さぶりをかけるものであること、ただそのことのみです。 収集しました詩集、あるいは、詩作品のなかから、ウェブ上に保存し、公開させていただく作品の選択は、私達の話し合いによって決めさせていただきます。 紹介の方法としては、詩集の一部を、あるいは、詩作品の一部かすべてを電子メール(基本的にPDFファイルかワードファイルにて添付)で送って頂だき、ウェブ上に公開する、という形にいたします。 公開の際には、あらかじめ、作者の方に了承を得て、その詩集、あるいは、詩作品の入手方法なども付記させていただくことになります。 私達、田中宏輔、荒木時彦、湊 圭史の三人も、それぞれに実験的な詩や詩集を作成してまいりましたので、ここ、「言語実験工房」においては、私達の作品も他作品と合わせて公開します。 皆様からのご寄稿、心よりお待ちしております。 2006年10月(2010年12月22日改稿)言語実験工房連絡先 湊 圭史:cage_m☆msn.com 上記の☆を@に変えてメールをお送り下さい。 >>注記 本ウェブサイトでは、作品をAdobe PDF(Portable Document Format)ファイルでアップしております。これは、作品を美しく見てもらうため、また、標準のA4印刷用紙にプリントアウトしたときに最も読みやすいように最適化するためです。画面で見るばかりではなく、ぜひ一度プリントアウトして作品をご覧ください。また、PDFファイルが見られない場合は、Adobeのウェブサイトから、Adobe Readerの最新版をダウンロードしてください。→Adobe |