鬼平犯科帳ロケ地巡り



口上

 鬼平犯科帳は、私の好きな長編時代小説ベスト3(大菩薩峠、御宿かわせみ、鬼平犯科帳)の1つである。江戸市中に跋扈する兇賊を、密偵が見張り、与力・同心が出張り、鬼平が召し捕る、逆らう奴は愛刀・粟田口国綱が容赦なく唸りをあげる、という捕物小説である。しかし、単なる捕物劇だけでなく、江戸に生きる人々の生活や風景がふんだんに描かれており、江戸風情を色濃く感じる小説である。
 TV版鬼平犯科帳は、この原作の持つ”味”を見事に映像化した作品であり、1シーン、1シーンに垣間見えるちょっとした背景が、強烈な”お江戸の匂い”を漂わせているのである。なにより、エンディングの映像は衝撃的であった。全ての場面がまるで浮世絵の風景画のごとき美しさの映像である。浮世絵好きの私は、現在の日本にこのような場所が本当にあればなぁ、と少々ノスタルジアに浸っていた。
 ある日のことである。いつものように、ジプシーキングスのギターの音色に魅了されながらエンディングを眺めていると、隣でくつろいでいた妻が一言言い放ったのである。
 ”あっ、これ清涼寺やん。”
 な・・な・なんと、エンディングに流れる映像は、セットではなく実在する場所を撮ったものであった。しかも、地元京都・・・。これはエンディングに映る全ての場所を解明するしかない!翌日、エンディングを録画し、妻の協力のもと、ロケ地解明を始めたのである。
 かくして、鬼平犯科帳のロケ地を訪ねる企画がスタートしたのである。

 ロケ地

見たい場所をクリックしてください。

清涼寺(京都市)

大沢池(京都市)

八幡堀(滋賀 近江八幡)

梅宮大社(京都市)

摩気橋(京都 園部町)

今宮神社(京都市)

橘橋(京都 宇治市)