あおくすの庭しだれ桜報告書 西側桜 主幹の治療


主 幹 の 治 療

左側写真は、切断前の様子で、枯れ下がっている状況でした。

 右側写真は、切断した幹の様子と切断面の様子。生きているところが上部にわずかに見られた。

6分の5は枯れていて、幹の中心部は腐朽が進行していることが確認できる。




カルス形成を促すために、
生きているところまで切削を行い、
塗布剤にて切断面の保護を行いました。

切断面の
保護の
様子

この処置により腐朽の進行が止まりカルスの形成が見られましたので、復活の兆しが認識できますが、今後の処置と今回の土壌改良でどこまで回復できるかが、注意すべきところです。




土 壌 改 良

土壌改良の穴を掘削、表層土1520センチは普通の硬度でであったが、それ以上の深さはすこぶる硬くバックホウのツメが刺さらないくらいであった。礫やコンクリートガラだらけで根の成長など全く望めない状況であった。

土壌改良穴の様子(細根のあるところ)

礫や殼の様子


細かい根が出ている状況のところまで掘り進み、土壌改良を計5箇所施した。その5箇所に暗渠配水管を据付、水はけの状況確認と酸素補給の配慮を施した。根鉢の全面は植物活力素(ミネラル)にて改良を行った。
水鉢を施工している様子

土壌改良をしている様子



 根頭癌腫病(こんとうがんしゅびょう)の根を発見して治療を施しました。

 東側の桜と同様、顕著に症状が進行しているのが確認できた。
 堅密な土壌条件に根の成長が阻まれ、養分不足にも見舞われ、衰退せざるを得ない状況であったが根が養分と水分と酸素を適度に摂取できるように施術したので、今回の処置でおそらく回復に向かうものと予想する。
根頭癌腫病(こんとうがんしゅびょう)の根

完熟バークを敷き均し前の様子



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