トップへ戻る
下の文まだ途中です。
完成したときはトップでお知らせします。
6月1日(金)02:30
この文は6月1日に書き始め、そのご進行は頓挫していましたが、
ひょっとして楽しみしておられる人もいるのではないかと思い、
がんばってようやく完成させることができました。
出てくるチャートには少し古いものがありますが、本題とはあまり
関係のないところなのでご容赦を。

これは5月22日の日経平均の5分足チャートです。
米国市場が堅調だったこともあり、前場寄り付き前から
堅調な動きを予想する声が大勢でした。
実際寄り付き直後から、ハイテク株は買い気配で始まるものが
多く、「今日もいけるか」という雰囲気でしたが、指標である
証券株の動きが今一つなのが市場の気がかりでした。
また、資金が【ソニー】【日立】をはじめハイテク株に
集中していたこともあり、その逃げ足は速いのではという
懸念も頭の片隅にありました。
また、14000円台に乗せてきて、高値取りのチャンスを
伺おうかという勢いがあったものの、13800円どころからの
急激な反発の後だけに少々過熱感があったことも事実です。
こういった背景をもとに5分足チャートを読んでみます。
一目見てこの日のポイントが@とAにあったことはわかります。
後場寄りいきなり、下げ100円近く上げ幅を縮めました。
昼休み中にバスケット取引の売り決めがあったのかもしれません。
ひょとしたら、朝寄り直後の高値を抜けなかったのを見た向きの
売り仕掛けがあったのかもしれません。
まあ、理由はどうあれ、前場の高値を抜けなかったという事実が
残りました。(赤線)
30分ほど何とか抵抗しましたが、戻りの鈍さに業を煮やしたのか
1時過ぎににちょっと大き目の陰線をつけました。
この時点で気の早いデイトレーダーは手仕舞っているはずです。
1時中ごろ、少し値を戻すかに見えましたが、やはり後場の高値を
抜けなかった(青線)ことからマインドは急低下。
おそらく、デイトレーダーには空売りを仕掛けた人も多かった
はずです。
そうなると、後は一直線です。
結局下げは3段あり、最終段階のものがもっとも大きかったことが
わかります。
これは、下げ相場における個別銘柄や指数の日足、週足、月足と
全く同じです。
【新日鉄】の日足チャートを揚げておきますが、確かに似ている
点があるようです。(注:6月1日までの分)

また、上げ相場におけるそれぞれのチャートと強い上昇をした日の
5分足チャートとは驚くほど似ています。
例示して検証するべきところですが、ここでは省略します。
上昇した個別銘柄の5分足チャートを保存して、上昇相場の指数の
日足チャートなどとぜひ比較してみてください。
両者には強い類似性があることがおわかりいただけると思います。
不思議だと思いませんか?
なぜ、5分足、日足、週足、月足のそれぞれのチャートは
似かよるのでしょうか?
それぞれをつなぐ共通項とは何なのでしょう?
2年くらい前に私はそんな疑問にぶち当たり、どうにかして
自分なりの解を見つけようとしました。
そこで、まず出来高に着目してみようと考えました。
日経平均の上下と出来高、また、特定銘柄の上下と出来高の
関係を地道に調べてみました。
それで得たことは、いわゆる逆ウォッチ曲線と同じもので、
大した成果は得られなかったように思えました。
しかし、ふとある疑問が湧き上がりました。
なぜ出来高が増えたり減ったり、また株価が上下するのか?
それは「需給」でしょうか?
しかし、そんな馬鹿げた答えで引き下がるわけにはいかないほど
研究には時間と労力を投資していました。
(先日ある株式掲示板で、ある銘柄の下落理由を尋ねた人に
対して、それは買いよりも売りの方が多かったからです、と
答えている常連がいましたが、それが答えになっていないのと
同様です。)
各種チャートの共通項は何なのか?
それこそが投資で利益を上げられるキーのような気がしてたので
さらに追及し、結論を出したくなりました。
そしてある日、それは「マインド」じゃないのかと思いつきました。
そこで「マインド」というファジーな要素を罫線の中に組み入れて
新しいチャートを作ろうと試みました。
ろうそく足には陽線(赤)と陰線(青)の2種類しかありませんが、
マインドという要素を加えて、その2つをさらに分類するのです。
再び膨大な労力と時間を消費し始めました。
本当に成果があるのかという疑問も出てきます。
マインドのことなら「サイコロ」で充分じゃないのか?
案の定、研究(と呼べるのか?)は頓挫し、半年以上ほったらかし
となりました。
しかし、後に自分のやっていたことは無駄にはなっていない、
ひょっとして核心を突いていたのではないかと考え始めました。
(その理由は、ある一時期デイ・トレードで連勝に連勝を重ねることが
あったのですが、その時は単にラッキーだと思っていましたが、
研究が何らかの効果を出しているように思えたからです。デイ・トレード
の効用については別の機会に述べたいと思います。)
マインドというファジーな存在がチャートを形作るキーである
という考えは、「疑惑」から「確信」へと変化し始めました。
ある日、自分の考案した(途中ですが)指標が役に立つのかを
調べるために、代表的なチャートパターンである「三尊天井」(ヘッド・
アンド・ショルダー)を形成している個別銘柄を探し出して、その前後を
調べてみました。
すると、いきなり、「よ、読める!」と感動が湧き上がってきたのです。
正確には「読める」というより、三尊天井を「理解」できたといった方が
良いかもしれません。
つまり、三尊天井がなぜ弱い形なのかが手に取るようにわかったのです。
この瞬間、なぜか「勝った!」という思いが込み上げてきました。
他の銘柄や指数でも次々と試してみましたが、勝利の確信は
増すばかりです。
周りの人に自分のアイデアを言いふらしたくなりました。
しかし、「待てよ、これは金になるかもしれない!」と思って、古くからの
友人に自分のしてきたことと、アイデアを何気なく伝えてみました。
その友人は経験、そしてもしろん腕も私の数段上を行く人なのです。
すると、まあ、なんと素っ気ない反応だったことか!
「そりゃそうだろ、当たり前や。」
私のアイデアはごく当然の、周知の事だったようです。
大金を手にする夢は、文字通り夢のまま潰えたわけですが、まあ、
私にとって貴重な発見だったことには変わりありません。
と、自分を慰めるのでした。
できればここに私の作ったチャートを載せたいところですが、後日に
することをお約束し、本題に戻ります。
「高値掴み」、これは誰もが経験のあるところでしょう。
後になって「なぜ、あんな高値で買ったんだろう・・・?」という
投資家の憂鬱を作る最大要因の一つです。
高値買った後下落していけば、単に評価損が出るからだけでなく、
高値を掴んだという”不名誉”がさらに憂鬱に拍車をかけます。
さて、ここで少しシュミレーションしてみましょう。
あなたはデイトレーダーです。
前夜のアメリカ市場や株価に影響する材料などは一切考慮に
入れず、値動きだけを見て売買するのです。
それぞれの場面では必ず「買い」か「売り」をしなければ
なりません。信用売りももちろんOKです。
オーバーナイトはしません、3時には全て手仕舞わねば
なりません。
第1ラウンド

第2ラウンド

第3ラウンド

第4ラウンド

第5ラウンド

第6ラウンド

第7ラウンド

第8ラウンド

ラウンド終了

このチャートは5月31日の日中足(5分足)チャートです。
いかがでした? 儲かりましたか?
恐らく上手くやった人が多いんじゃないでしょうか。
縦軸には目盛が書いてないので、もちろん、どれだけの損益が
あるのかは定かではないでしょうが、「儲かった」「損した」
という感触はあったことでしょう。
では次のチャートを見てください。
何者かはとりあえずナイショですが、下の答えを見る前に少し
考えて見てください。
「おっ、これは日経平均の週足か月足チャートかな?」なんて
思わないでください。
確かに似てるところもありますが、よくみれば少し違うでしょう。

5月31日の日中足チャートと驚くほど似てますよね。
さあ、実戦です。
この次の日、買いますか?それとも売りますか?
このチャートは日経平均の日足リバース・チャートです。
(上下逆転、赤と青を入れ替え)
リバースチャートに目盛を入れたものと、本来のチャートを
上下並べてみます。
日付は5月31日の分まで追加されてます。
そして、先ほどのシュミレーションでの自分の売買を思い出し
ながらよく見てください。
陰線が出たときの心理、また、陽線が出たときの心理が
自分の売買行為にどんな影響を与えたのかは注目に値すると
思います。
そして、シュミレーションでの心理変化は、実戦においては
増幅されることを頭においておかねばなりません。
株の売買は、たいていの場合、数十万〜数百万ほどの金額が
動くわけですから、精神的にかなり不安定となります。
例えば【日立】を1380円で千株買ったとします。
10円の値動きは1万円、50円なら5万円。
現在値は1220円ほどで、すでに16万円の評価損が出ています。
アメリカ市場は不安定で、小泉内閣の実効性にも疑問が沸いて
きました。
私なら、明日1300円、つまり損が半分のところまで戻ったら
売りたくなります。
たとえ買値まで戻ることがあっても大きな後悔はしないでしょう。
買った時点での見通しが間違っていたのですから、現在の損が
半分で済めば恩の字です。
私の感覚が標準的かどうかはわかりませんが、そういう人は
多いんじゃないでしょうか?
また、たとえ持続したとしても、買値まで戻ったら売る体勢に
入るのはほぼ間違いないですよね。
そういう心理が「半値戻し」「戻り待ちの売り」という言葉を
うむのでしょう。
また、さらには、罫線の形を作っていくのではないでしょうか。
心理がチャートの形を作るとすれば、先にあげたそれぞれの
チャートの形が似るのも納得がいきます。
株式投資はよく心理戦といわれます。
心理戦といえば「我慢」や「忍耐」という言葉を連想しがち
ですが、そうじゃないと思います。
どれだけ一般大衆の心理を読めるか、そして、自分がそれに
ついていくのか、逆をいくのか、そういった意味なのでは
ないでしょうか。
チャートを使って株価の先行きを予想する方法の一つに、
過去に同じようなパターン(形)の時期を見つけて、その後を
見るというのがあります。
過去と現在では経済、社会、あるいは相場状況が異なっている
はずなのに、その方法が有効なことがよくあります。
しかし、なぜそれが有効なのかを知った上で売買の判断を
しなければ、いずれやられるときが来るはずです。
三尊天井、赤三兵、3段下げなどいろいろなチャートの
パターンがありますが、それらがなぜ意味があるのかを
心理という側面から考えてみる練習を積めば、また違った投資が
できるようになるのではないでしょうか。