海老の栄養

- 海老は高タンパク低脂肪の健康食品です。
- 海老100gに20g以上のタンパク質が含まれ、そのタンパク質も極めて良質です。また、脂肪は0.7%(クルマエビ)と肉の10分の1から20分の1しかなく、その脂肪酸組成は不飽和脂肪酸が多く、血液中のコレステロールを低下させる作用があります。
- 「海老は美味しいが、コレステロールが気になる・・・・・・。」という話を聞くが、最近の発表によると以前の分析数値よりも大幅に少ないことが分かった。そのうえ海老にはコレステロールを除去するタウリン、キチン、アスタキサンチンがバランスよく含まれ、海老を食べるとコレステロールが除去されたという実験結果も報告されている。
- タウリン
- アミノ酸に似たもので、硫黄を含むアミノスルホン酸と呼ばれるものでタンパク質を構成するアミノ酸とは違って、人体内では胆汁酸と結びついたり、独立した形で働きます。これまでの研究からタウリンは次の有効作用を持つことが分かっています。
- 血液中の悪玉コレステロールを減らして、善玉コレステロールを増やす
- 動脈硬化、高血圧、心筋梗塞、脳梗塞の予防に有効
- 血液中の中性脂肪を減らす
- 高脂血症、脂肪肝の予防に有効
- インスリンの分泌を促す
- 糖尿病の予防と治療に有効。
- 肝臓の解毒能力を高める
- 肝機能の賦活、アルコールによる肝臓障害の予防と解消に有効。
- 視力障害の予防・改善
- 暗視野能力(暗いところでものを見る能力)を高める。視力の衰えを防ぐ。
このほか、タウリンにはホルモンの分泌を良くしたり、コレステロール系の胆石をとかす作用や、血圧の調整、強心作用などもあると言われています。
- キチン
- 動物性の食物繊維。大腸に運ばれてきた過剰なコレステロールを便として体外に素早く排出されるよう、大腸の蠕動運動を促進する作用がある。また、腸内における内容物の滞留時間を短縮するので、腸内細菌の繁殖などを防ぐ働きがあることも知られている。
- アスタキサンチン
- 赤い色素で、活性酸素を抑制する作用がある。血液中において悪玉コレステロールが活性酸素によって酸化され、血管壁に付着するのを防ぎ、さらに血管壁に付着した悪玉コレステロールを取り除く作用もある。
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