| 伽藍とは 歴史 材料 大きさ 中芯礎 模作 伽藍の楽しみ ホーム |
| 伽藍とは |
| 寺院を構成する建物の内、本尊を安置する金堂、仏舎利をまつる塔、仏法を講ずる講堂、あるいはこれらの堂塔の周囲を囲む廊下の回廊など、これらの建物は寺院を構成する重要な部分であり、その配置を伽藍配置と呼びます。七世紀の寺院の伽藍配置の代表的な物には、四天王寺式と法隆寺式がありました。これらの様式が朝鮮半島から伝わる以前は、柱を地中に埋める方式の建物が主流でありました。巨大寺院の様式が朝鮮半島から伝わると、建築様式も代わり、土を叩き締めながら盛り上げ(基壇)、その上に建物を建てました。その後土盛りを成形して化粧をし、その基壇に穴を堀り礎石を置きその上に丸柱を建て、建物を造営しました。本来伽藍とは、寺院を構成する形を言うのですがが、礎石のことも伽藍と呼んでいます。 飛鳥時代の伽藍を飛鳥の伽藍。奈良時代の伽藍を天平伽藍、平安時代の伽藍は平安の伽藍と呼んでいます。鎌倉時代は他の石像美術品(灯籠、五輪塔、宝篋院塔、宝塔、十三重の塔、塔)では形式の確立された時代であり、力強さや雄大さでは一番良い時代ですが、事伽藍に関しては力強さが欠けていきもう一つと言う時代区分です。今回あえて掲載を見送りました。 大きさですが、大きい物では5尺丸、重さ5t近くもあります。加重のかかる中心部及び四隅には、厚みのある伽藍を配置しました。古い物には柱座の中心に、ほぞが設けてある物が多く、時代が下るに連れて簡略化されほぞが無くなり平らになりました。柱座の立ち上がりは高いほど古い伽藍と思えば間違いはありませんが、飛鳥の伽藍でも立ち上がりの低い物もあります。それは、さほど重要でない建物(回廊やその他付随の建物)にはより簡略化された伽藍を使ったみたいです。その辺の時代判別は非常に難しく多くの伽藍を見なければ解りにくい物です。 又建築様式の違いで、自然石の比較的平らな石の上に、柱の方を石の形に合わせて作ってあるのも見受けられます。 柱座に たる木の形が造ってある物は閉ざされた空間の壁のある位置に配置されていた伽藍である事が解ります。そういう物では、空間の中側と外側では石の風化具合が違いますので、注意して見てください。 中国形式が良く現れた物に、柱座の周りに蓮弁が彫り込んである物があります。山田廃寺の伽藍で流失している物にすばらしい物があります。又柱座が二重、三重に造ってある物もあります。 一尺の単位も古代建築では高麗尺(こまじゃく)約35.6cm、天平尺(てんぴょうじゃく)約29.7cm、曲尺(かねじゃく)30.3cmの三種類がありました。実際計ってみると、色々な長さがあり、どの単位で造ったか解らない物も多数あります。 |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
| 立上がりの高い物 | 立上がりの低い物 | ほぞのある物 | たる木のある物 | 二重造り |
![]() |
![]() |
|||
| 三重造り | 蓮弁のある物 |
| 伽藍とは 歴史 材料 大きさ 中芯礎 模作 伽藍の楽しみ ホーム |