その筋の地域生活支援サイトの本局

・ブレードランナーを初めてみたのは公開からもうだいぶ経ってからTBS系でテレビ放送された時でした。公開当時のテレビCMは内海賢二さんみたいな声の人が「潜入!!レプリカント軍団!」とかなんとか叫んでいて、きっとフラッシュゴードンみたいな頭の悪いタイプの映画か、ハリソンフォードも出てるのでスターウオーズみたいなSF映画?と思っておりましたが、映画をみてビックリ!酸性雨の降りしきる2015年のロサンゼルスでの地味〜な追撃戦。強いのか弱いのかさっぱりわからないデッカード(ハリソン・フォード)、恐ろしくシュールな街の描写、かっこよすぎるロイ・ヴァッディー(ルトガーハウアー)そしてひたすらクールに世界観を表現する音楽に感動してしまいました。
・「特にエンディング曲が良かった、あれを聞きたい、そうだレコード屋に行こう!」そして見つけたのが「ニューアメリカンオーケストラ・ブレードランナー」というアルバム(写真左)。「なに?なんで素直にブレードランナーっていうタイトルやないの?ニューアメリカンオーケストラって・・・?」でもほかにはそれらしきアルバムはないしジャケットはデッカードとレイチェルだったので買いました。そして聞いてみると「ガーン!!」違う、全然違うぞこれ!よくカー用品店なんかで売ってる「人気アニメ大行進!」とかいう100円位のカセットテープに入ってるウルトラマンティガの歌とV6の歌うオリジナル位は違う(笑)作曲者のヴァンゲリス公認スコアとはいうもののあまりにもこれはひどい。オリジナル曲がアルバム化されない理由らしきこともインデックスには書いてあるけど、あのエンドタイトル曲に期待して買ってスカ喰らった人って私の他にもたくさんいると思います。
・そんなことでしかたなくレンタルビデオから録音したエンドタイトルを聞いてわずかに乾きを癒すしかなかったのですが、1989年に「ザ・ヴェリーベスト・オブ・ヴァンゲリス」というアルバムが発表されました。これは「炎のランナー」「南極物語」などヴァンゲリスが作曲した映画音楽などのベスト盤的アルバムでそれにとうとう「ラブテーマ」「ブレードランナーブルース」そして「エンドタイトル」の3曲がオリジナルで収録されたのです。とても嬉しかったですがでも欲が出るもので聞いているうちに「足りない曲がたくさんある・・・・」と文句をたれるようになりました。そして1994年。1982年の公開から12年目にしてオリジナルの「ブレードランナー・サウンドトラック」(発売元east west japan AMCE-732)が発売になりました。待たされただけあってこれはなかなかの内容でした。特に「メインタイトル」そしてレプリカント=ロイ・ヴァッディがデッカードに自分の生き様を告白し力つきるシーンの「TEARS RAIN」あたりはやっと聞けたということで感動しきりでしたね。映画からの台詞も効果的に収録されていて雰囲気はばっちりです。
でも、でもなんか満足できないのです。例えばダフィ・ルイスのスネークバーでかかっていた曲は?街の中で流れていた怪しそうな民族音楽は?そういった効果音楽的なモノも含めてCD化してもらわないとどうやら満足できない感じです。
・映画の冒頭で「Susi Master(寿司屋のおやじ)」と会話してるデッカード。「2つで充分ですよ!」「ノウ、2(つう)2(つう)・4(ふぉ〜)!」なにが4つなのかわからなかったですが、これは天ぷらうどんの天ぷらの数らしいです。
・街の中の看板に「ATARI」とちらほら見えます。2015年にはATARIは再びゲーム業界を制覇できるのでしょう(笑)
・坂本龍一さんのアルバム「未来派野郎」の1曲目「ブロード・ウエイ・ブギ」には火星開発CMの飛行船の声とデッカードとレイチェルの声がサンプリングされて使われています。ついでに坂本龍一さんは、ガイナックスのアニメ「王立宇宙軍」の音楽監督担当時のインタビューに「ぼくの大好きなブレードランナーの音楽のようなイメージでいきたい」と答えてはりました。